ワンコイン!で気軽に「茶道」”楽しくお茶を喫む会”

みんなが意外と知らない楽し千林界隈の輪。
「しらんかった輪」では、この街で活動している、おもしろそうな輪を紹介します◎

今回は、ワンコイン!なんと500円で楽しめる「茶道」の特集です!

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「茶道」というと、厳かな世界に感じられることもありますが、「楽しくお茶を喫む会」では、
みんなで和気あいあいと、おいしいお菓子とお茶を楽しむことができます。

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お茶は千林商店街の加藤銘茶本舗、お菓子は千林大宮商店街の十紀和や、開催場所である今市商店街内「あさひあったかきち」の向かいの春日堂などで購入。
春夏秋冬、四季折々のお花や掛け軸、お茶を点てる「亭主」のさりげない心遣いと場にふさわしい話題、「客」との当意即妙な掛け合いといった、総合的な楽しみの場です。
はじまりは、2009年に地域の交流スペース「あさひあったかきち」がオープンする際に、運営を担ったNPO法人フェリスモンテの山王丸理事長が、茶道仲間の負野芳樹さん(63歳)に声をかけたことでした。
亭主役(おもてなし役)を引き受けた負野さんは、学生時代から茶道を習い「お茶」を通してたくさんの方との出会い、それこそ楽しく続けてこられたそうです。
作法には、それぞれ意味があります。
例えば“お茶碗をまわす”のは絵柄の付いた正面に口をつけないようにするため。
1回より、2、3回とまわす方が丁寧だという美意識や、次の人が扱いやすいようにという心遣いです。
だんだんと世の中が変わっていく中で、日本文化(気遣い、礼儀作法、しきたり等)も変わりますが、その根底には古き良き日本があり続け、誰しもが日本人の良さを持っているのではないかと負野さんはおっしゃいます。
ちなみに会の名前の「喫」は、有名な禅語「喫茶去」(きっさこ…ちょっとお茶でものもうよ)から来ています。
色んな方とお話しながら日本の心に触れることができる会へ。「どなたでもお待ちしています」と負野さんはお話くださいました。

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「楽しくお茶を喫む会」
【開催日】土曜日(基本は第1・2・3土曜日。変更あり)
【時間】11:00~12:30
【住所】大阪市旭区今市2-1-5(あさひ あったか きち 2F和室)
【電話】06-6958-0011

※あさひあったかきちは閉館中。

更新日:2013年09月20日| ひと