1000ピースプロジェクトの歩み(その2)

「情報発信」を皮切りに、活動がスタートした1000ピースプロジェクト。

<あらましは、「1000ピースプロジェクトの歩み(その1)」をご覧ください!>

 

本日はその続きをご紹介しようと思います。

情報発信ツールを「フリーペーパー」「WEBサイト」の二つに定めて活動していくのですが、これって、大きくは「メディアづくり」と言えると思うんです。

では、「メディア」ってそもそも一体なんなのか?
みなさんご存知の通りですが、この様なものみたいです。

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メディアとは、媒体、媒質、伝達手段、中間などの意味を持つ英単語。“medium”の複数形。
情報を人々に伝える機関や事業、システムなどをメディアという。近年ではインターネット、Webサイトなども一種のメディアとみなされる
(引用:IT用語辞典 e-Words)
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言いたかったのは、“情報が人々に伝わるもの”“千林界隈の良さを伝えることができるもの”を総じて“メディア”ととらえてみましょう、ということなんです。

だから、1000ピースにとってはイベントも、「千林界隈の魅力を伝えるツール」のひとつであり、つまりは、メディアのひとつ!!

ってことで、1000ピースは、イベントもたくさん開催してきました。

情報発信だけをしていると、どうしても情報の発信者と受信者の二手に分かれて、矢印は一方通行に。
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これって、実は、商店街が持つ課題の構造にも重なっていたりして。
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なので、取材や活動を通して知り合ったみなさん、街のみなさんと、同じ場所、同じ時を過ごし、お互いに伝えあい、新たな展開が起こることを期待して、イベントも開催することに。

(実際に、買い物ついでにイベントへ立ち寄ったデザイナーさんが、その後メンバーになってくれたこともありましたね〜◎)

 

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反応がその場でダイレクトに戻ってくるってことは、メンバーにとっても楽しい経験!!!

 

初めてのチャレンジしたは、2013年11月でした。
イベント名は、フリーペーパー「みてみて1000ピース!」に対して、「きてきて1000ピース!」

せっかくなので、新聞折込を入れようと、チラシを大量印刷。印刷費を安くあげるために、ペラッペラの紙に印刷しましたが、そのペラペラ感がお菓子の包み紙みたいなテイストに仕上がってかわいかったです♡

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イベント主催者目線では、
「千林商店街の魅力を発掘し、伝える」という視点とあわせて、「商店街を舞台に、こんなことをやってみたい」という夢を盛り込み、片っ端から叶えよう・・・ということに。

来場者目線で意識したことは、
週末、千林商店街を訪れたら何かちょこちょこと楽しい催しがいっぱい開催されているみたいな状態をつくろう・・・

というチャレンジでした。

立ち上がった企画はこんなかんじ。

◎「Open the シャッター」

空き店舗を、期間限定で貸し出すことに。手作り雑貨やアクセサリーの3店舗が週替わりでお店を開きました。店舗OPENをきっかけに初めて千林へ訪れてくれたお客さんも!

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◎「bar and café OMOTENASHI」

お店の閉店後。千林商店街の中程に、バーカウンターとネオンで彩られた2夜限定の異空間が出現!商店街の若旦那衆が、バーテンと扮して “おもてなし”!125名ものお客さんが足をとめ、飲んだり食べたりを楽しみました!
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バーカウンターも手作り!
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◎「1000ピースバザール」
*『本の大交換会』

〜メンバーの「おすすめの一冊」がずらりと集合。本をご持参いただいた方が自由に交換できる仕組み!中には、おうちまで本を取りに帰ってくださる方も!!
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*『蚤の市』

〜フリーマーケットです!商店街内のフリースペース「ふれあい館(まぁまぁ広い)」が、これまでにないほど満たされている(商品もお客さんも)空間になりました!
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*『1000BAYASHIコレクション』

〜1000ピースのファッションリーダーが千林で愛用しているお店の中から、最旬アイテムを厳選し、プチプラでトータルコーディネートを提案しながらの委託販売にチャレンジして、6万以上を売り上げましたよ〜!
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◎「Before→After」

この街が大好きで住み着いた建築士3人組と、デザイナーが3代続く老舗茶屋をリノベーション&リ・ブランディング。キャッチコピーは「千林のお茶の間で、ほんの一福」に決定。なんと、リノベーション後1ヶ月の売り上げを見ただけでも、昨年度対費で、客単価が上がる若い新規客が訪れるなどの効果が現れました!
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◎「フォトぶら〜カメラを持ってまち歩き」

カメラを持って、昭和レトロな千林界隈を練り歩き、買い食いなどを楽しみっつ、写真を撮る”まち歩き”を実施。最後には写真発表会も開催!
おもしろいものがいっぱい。「普段気になってたものを堂々と写真に撮れて嬉しい」なんて声も。
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集団のパワーというのは、本当に素晴らしい。
「無事に年越しできるだろうか・・・」という心配をよそに、企画はどれもこれも、大いに盛り上がり、幕を閉じました!!!

 

その次の年、2014年度は、“地域連携”を掲げた企画にチャレンジ。

「地域のプラットホームをつくろう!」と、ぶち上げておきながら、一体どうしたらそんなことが?

ってことで、千林商店街はもちろんだけど、「イベント」を使って地域をつなげる方法を模索しました。

立ち上がった企画はこんなの。

 

◎「千林ジャパネスク〜今日はなんの日?キモノの日!」

【連携先】千林界隈の呉服店、東洋きもの専門学校、千林商店街「千林まつり前夜祭」

キモノ好きのメンバー二人が中心となり、「浴衣の無料着付け」、浴衣を着ていると特典が受けられる「千林さんぽ」、千林商店街が主催する「千林まつり前夜祭」の「盆踊り」へと企画をつなげ、一日中、浴衣で楽しめるイベントでした!

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◎「千林ほんわかヨガ」

【連携先】:アウトドアヨガ祭り、千林商店街、大阪工業大学、大阪市交通局

「ヨガの“木のポーズ”を1000人集めて、“千林”をつくりたい」という小さな夢から企画がスタート。
これまで「千林地域内」での活動を行ってきましたが、初めて「千林地域外」での開催にもチャレンジ。3箇所を巡りながら「木のポーズ写真」も撮り集めました。

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・中之島公園「アウトドアヨガ祭り」(地下鉄北浜駅)
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・千林商店街「千林ふれあい館」(地下鉄千林大宮駅)
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・大阪工業大学「城北祭」(地下鉄太子橋今市)
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大阪市交通局さんにも「谷町沿線の駅構内にチラシを置いてもらう」という形で企画にご協力いただきました!!!
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来場者はみんな笑顔!大成功!!!

ってことで、2014年度も、無事に幕を閉じました。

 

思い返すと、とっても感慨深いものです。2012年の8月には、影も形もなかった1000ピース。

ですが、ワークショップやミーティングを重ねて

(遊んでるみたいですが、これもミーティングの一コマなんです。)

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(浴衣着てますが、これもミーティングの一コマなんです。。)
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飲んだり、
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飲んだり、
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飲んだりしながら、(あれ。ひょっとして飲んでばっかり!?)
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少しずつ活動が形になり、地域に存在を知られ、根付き、そうすると
「イベントに出店しませんか?」
と、区役所、周辺商店街、他の地域からも!!!オファーがあったり、なかったり。やっぱり、「求められる」ということも、一つのモチベーションになりますので、でも現実的に不可能な場合もありますので、イベントに出たり、出なかったりしながら歩んでおります。

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千林ハロウィンでのゲームブースは、毎年恒例行事になりつつありますね〜。

 

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やると、大体、盛り上がります。。

 

そして、打ち上げでは、これまた楽しく飲んじゃいます。。
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ただ、活動のボリュームが大きくなっていく中で、いろいろと考慮しないといけない点も見えてきました。

「やりたいこと」と「できること」っていうのは別だったり。

または、「1000ピースの団体としてやりたいこと」と「個人のやりたいこと」には当然ズレがあったり。

「千林界隈の暮らしを“もっと”楽しくする」という一点で結ばれて活動するわけですが、老若男女が30人以上もいて、ひとつのチームとして活動する中では、まぁ「人」がやっていることですから、通り一遍のことが起こります。

 

あぁ、なんてドラマティックなんだろう。

・・・・とりあえず、飲みましょうか 。

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うん。

 

こんな感じで続いている1000ピース。

メンバーは、年度毎に、活動続行or卒業の意思確認と、新メンバーの募集を行っています。
もちろん、途中で活動をお休みする人もいたりして。
ボランタリーな活動なので、それぞれが本人の意思で活動に関わっています。

旭区役所や、大阪商工会議所、または他の商店街や近隣企業から、活動を聞きつけて1000ピースのミーティングを見学に来てくださる方も多いのですが、みなさん、とても驚かれます。

「意見交換がとても活発ですね!!!」

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そうなんですよ〜。

なんの接点もなかったメンバーが、1000ピースで出会い、活動を通して意見を交換し、今までの人生ではなかった経験をし、新たな人脈を築き、仕事に活かしたり、生活そのものが豊かになったり。そしてそれぞれのタイミングで卒業し、自分の人生で活かしていく、、、、そんなサイクルが出来上がりつつあります。

 

1000ピースメンバーは、みんな口を揃えて言うのです。
「1000ピースメンバーには、すごい人がたくさんいる。」

もちろん、お店やさんはいろいろ。その他にも建築士、デザイナー、プログラマー、木材屋、学生、写真が上手な人、事務仕事をきっちりこなせる人、英語の先生、カラーコーディネーター、スタイリスト、料理人、介護士、大企業に勤めてる人、ううううーーーーん、全員分書けないないよ〜〜ってなかんじで、みんな何かのプロです。

 

《1000ピースメンバーや、卒業生のみなさんの記事》

千林の風雲児。吉田雅亮さん

千林商店街を繋ぐ存在

さかもっちゃん千林に住む!<第1話 家探しスタート!>

主婦のビレッジバンガード?【陶器やまもと】

まちの巨匠が、商店街のお店をプチ改造!?≪After≫

全国と繋がり仕事をする千林界隈のスゴイおかん。パート1

千林商店街 老舗若大将のホンネ。

食べ歩き編【木元商店】

不思議な縁です

薬局の店長・・・もうひとつの顔は!!

※これから記事になる人もいるので、今後もHPをチェックしてね☆

 

「1000ピースがなかったら今の自分はいなかった」という人がたくさんいます。
もう、なんていうか、「the ファンタスティックス!!!」って叫びそう。

そして、1000ピースメンバーはもちろんみんな素晴らしいですが、これって、
「自分の得意分野を生かしながら、それ以外の分野の人と関わること」で、日本中のみんなが実現可能なことではないかな〜、とも感じます。

 

いろいろ、何でも受けとめてくれるのが「地域」の懐の深さであり、魅力。

あとは、この地域の繋がり、地域のコミュニティを、どう持続可能なものにしていくかって、ことなんですけどね!

ここのデザインは本当にむずかしい。。。
絵には書けても、食べれる餅じゃないとね。。

ってことで、もし、興味を持っていただけるようでしたら、次回は「持続可能な活動」について、書いてみたいなぁと思っています。

 

「読んでみたいなぁ」という方は、ぜひ「アンコール!」の声援をよろしくお願いいたします♡

 

 

(1000ピースプロジェクトコーディネーターならちゃん)

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更新日:2015年11月24日| 集い