
つくってみてみて

マサミさんちのお好み焼き
大阪のソウルフード、お好み焼き。
大阪人はお好み焼き大好きです。
私も、週に3回食べてもいいくらい好き。
お好み焼きが好きすぎて、
どうやったら家庭でおいしいお好み焼きが作れるか?
研究を重ね、ほぼ極めた人物が千林に住んでいる。
その人の名前はマサミさん。
今回はそのマサミさんのお家に潜入して、
どうやってお好み焼きを焼いてるのか見せてもらってきた。

じゃーん。ガスコンロの上に使い込んだ鉄板。
厚さ3cmくらいはある。
居酒屋をやっていたお母さんから受け継いだ鉄板だそうだ。
厚ければ厚いほどおいしいお好み焼きが作れるらしい。
*おこのみ焼き用のコテを使うならテフロンはNG。

お好み焼きの粉、水、とりガラスープの素少々、を先にかき混ぜるのがマサミ流。
お好み焼きの粉は市販のものOK、分量はそこに書いてあるとおり・・・

キャベツ、しょうが、スルメイカ(生)、たまご、天かす、さっき混ぜた粉など、
写真のような、お茶碗くらいのサイズの容器に盛る。
マサミさん「ヒャッキン(100円均一)で買えるで〜」

鉄板にラード油をひく
マサミさん「この油がお好み焼き屋っぽいにおいになるねん」
こんなかんじでかき混ぜる。あまり混ぜすぎない。ふわっとやってください。

平らにする。ちなみに、このかき混ぜ棒のようなものはパフェスプーン。
マサミさん「このパフェスプーンは千林商店街の『陶器のやまもと』で買えるで〜。」

モダン焼きにするので、中華そば。のせる前に水でちょっとほぐす。
マサミさん「スーパーに売ってる中華そばやったらなんでもえ〜で。
でもヤキソバ用の麺はあかんよ!断然中華そばが合うねん!」

カットした豚肉。
マサミさん「あとで食べるとき切りやすくていいからね」

さらに容器についた粉を水でといて、小さじ3~4杯くらいをお好み焼きにかける。
マサミさん「これで麺がくっつきやすくなるんよ」

片面が焼けてきたころ・・・
バイトから帰ってきた長女ルナちゃん。
ルナちゃん「もうひっくり返していいの~?」
マサミさん「ええよ。できる?」
リビングでジュースを飲んでいた長男フミヤくん
フミヤくん「全身で体の重力を使ってヒックリ返すんや!いけ妹!」
横から熱くアドバイス。
そして、美しいフォームで見事にくるりんぱ。
こうやって大阪人はお好み焼きの焼き方を家庭で覚えていくのだ。

卵、これはスペシャルトッピング!!

この先の仕上げは、ジュージュー音と共に動画でお楽しみください!!
(注意:夜中の閲覧は危険です。お腹が空きます。)
お好み焼きのソースは命。
マサミさんちは、「ビクトン」のとんかつグリーンソース。
聞いたことがない。
マサミさん「私はソース甘めが好きやから、めっちゃ好きやねん。
森小路駅前のリカーショップ『なかにし』で買えるで。」
そして、お店にあるような皿とコテが卓上に設置。
これはすごい。

マヨネーズもお好み焼き専用の容器・・・

マサミさん「キューピーマヨネーズじゃなくて、
色が薄くてサラサラした安いマヨネーズがポイントやで!」
プロや!もはや、ここはお好み焼き屋さんです!!

カツオ節と青のりをかけて完成。いただきまーーす!!

「クゥーー〜ン(散歩行きたい)」

文中で登場した千林界隈で買えるもの!
- お好み焼き道具類

陶器やまもと
大阪市旭区千林2-12-32
06-6951-6007
10:00〜19:00
火曜定休日
関連記事 https://1000ppj.jp/post/13483
2. ビクトンのソース (「とんかつ」「お好み」どちらもあり。)

*まさみさんのオススメはとんかつグリーンソースです。
リカーショップなかにし
大阪市旭区森小路2-17-11
06-6951-9520
文・写真 よっちゃん