きになるおみせ
路地にある小さな千林の海苔専門店
千林商店街のある路地に入ると出会える松田海苔店。
位置はくらしエール館の裏側、(昔のダイエーの入り口付近)にあります。
旭区では、タウンページにのってる海苔専門店といえばここだけ。
しかも創業大正15年からの老舗です。
「海苔」以外も乾物はなんでもおいてます。
しかも素材は99.9パーセントは国産。
0.1パーセントは「ふりかけ」に使われている「ごま」のみ。
昆布の中でもトップクラスの「羅臼昆布」「利尻昆布」
干ししいたけ
全国的に干ししいたけの値段は、ここ5年でなんと8割も高騰しているらしいです。
北海道産の豆や丹波産の黒豆
店主の松田さん。チャーミングです。
ぱっとみ無口そうなので、取材受けてくれるかなあ・・・と心配でしたが、
尋ねれば一品ずつ楽しそうに教えてくれます。
「普通に商品を売ってるだけじゃダメだ」ということで、
お知り合いに頼んで100万円かけてふりかけマシーンを作ってもらい、
オリジナルふりかけを作ったり商品名をチャーミングにしたりと
いろんなアイデアが盛り込まれています。
では!
松田海苔店のオリジナル商品を一部紹介します!
「144枚」
144ってなに?
大きな海苔をこのサイズにカットしていくと144枚になるから。
「普通じゃおもしろくないんで」と松田さん。
「こだわりふりかけ」
人気ナンバーワン。
京都の銀閣寺や奈良の薬師寺へも納品しているそうです。
ちょっとした千林からのお土産としても活用できそう。
(味付けのりは関西の文化。関東へのお土産にいかがです?)
そうそう、
1000ピースのさかもっちゃんもこのふりかけの大ファンで
会社にストックしているほど。
「のりごまくん」150円
「こだわりふりかけ」を作るときに細かくなりすぎたノリを利用している。
味はこだわりふりかけと同じ。
いつもあるとは限らないので見つけたらすぐに買うべし!
「のりごま」っていうだけだと面白くないので「のりごまくん」
「有明の星」
手巻きのりです。
「星」を「里」って読み間違えられることがあるので、
星マークに変えたそうです。
周りのお店は半分以上シャッターが閉まっているような路地裏ですが、
ここは、インタビュー中もバンバンお客さんがくる繁盛店。
路地裏店主の底力と商人力を感じました。
文 よっちゃん/ 写真 とっしー
【松田海苔店】
大阪市旭区千林2-12-16
06-6954-0495
営業時間 9:00~18:00
定休日 火曜日
公式HP http://matsudanoriten.com/
※2017/05/07現在、ネット販売は中止中です。