1〇〇〇ぶら
こだわった鶏料理が食べられる”炭火焼鳥 匠”さん
昨年12月にオープンした千林小商店街内にある「炭火焼鳥 匠」さん。
メインは大和肉鶏を使った石州瓦を使った瓦焼き!
写真の鶏を見るだけでも美味しそう~となるんですが、、、
なんと言っても店長の匠さんがおもしろいんです。
こちらが店長の豊田 匠さん。
「できないは言わない!」がモットー。
屈託のない笑顔でいつも出迎えてくれます。
もともと、森小路で生まれ育った匠さんは、
昔とはまた雰囲気を変えた千林商店街を見て、
もっと商店街を盛り上げたいと思い、千林にオープンしたそうです。
人と人とのつながりを大切にしたいと話す匠さんは、
商店街の人たちやお客さんなど、いろんな人たちと話すのが楽しいんだとか。
そのため、ランチ営業をやらずにその時間を仕込みの時間にあてて、
営業中はたくさんしゃべる!んだそうです。
確かに、流行ってる美味しいお店でも忙しいと
中々料理のことを聞きたくても店員さんと話すことが出来ないし、
美味しくても”ただ、食べるだけ”で終わってしまうことも多い。
料理を運んでくれながら たくさん料理について教えてくれたひとつがこちら。
自慢の手作りつくね。
つくねは手の込んだ料理なので、つくねで”いい焼鳥屋さん”が分かるんだとか。
そして!こちらが、メインの「名物瓦焼き」!
島根の石州瓦を使っていて、遠赤外線効果で中がふんわり焼けるんだそうです。
またなんで島根?と聞いてみると、もともとわさびを探しに島根に行ったら、
そのわさびを石州瓦で出されたのがきっかけなんだそうです。
そこで、山口県名物の瓦そばを思い出して!こちらのメニューが出来上がったんです!
自慢のわさびは、いろんな料理にも使われています。
「ささみわさび串焼き」
こんなにわさびがのってたら辛くないの?と思うかもしれませんが、
ほどよい辛さでくせになります。
もともとお茶漬けのためにわさびを探していたという自慢の”スープ鶏茶漬け”!
〆に食べたい優しい味です。
また、鶏肉は奈良県の”大和肉鶏”を使用しているのも理由があります。
朝絞めた鶏をその日の料理に使いたいと考えましたが、
大阪に地鶏がなく、探した先が隣県の大和肉鶏だったんだそうです。
飲食店で直接取引するお店はなかなかないとのことですが、
奈良の養鶏場に会いに行ってお願いするなど、匠さんの行動力には驚くばかりです。
新鮮な鶏肉で作られた「タクミサラダ」。どれも本当においしい!
こちらは、「炙りささみとアボカドの自家製海苔醤油」!
そう!海苔の佃煮も手作りなんです。
なるべく手作りできるものは手作りしたいと、一品料理にもこだわって作られています。
そのため季節によってメニューも変わるので、行くのが楽しみになりますね。
また、日本酒も色んな種類を飲んでもらいたいと、
一銘柄につき、1本しか仕入れないんだそうです。
一期一会も大事ということですね。
そう思うと、ついつい飲んでしまいたくなりますね。飲みすぎ注意。
また1階のカウンターとは雰囲気がガラッと変わる、2階のソファ席。
「リビングのような空間でくつろいでもらいながら食べてほしい」と話す匠さん。
”焼き鳥屋さん”のイメージって、
赤ちょうちんの居酒屋さんのようにがやがやしているイメージがありますよね。
がやがやも楽しいけど、ここでは落ち着いてゆっくり食事を楽しんでもらいたいと言う想いと、
お子様連れで食べに来ても一緒に食べやすいようにと言う想いがあるんです。
実は、テーブルは高さ40㎝。子どもが食べやすい高さなんだそうです。
匠さんご自身もお子さんがいらっしゃるそうで、お子様連れ大歓迎!とのこと!
トイレには、お子様用の”補助便座”を用意する徹底ぶり。
これなら、安心して親子で食べに行けますね。
匠さんと話せば話すほど、
また行きたくなる、食べたくなる魅力いっぱいのお店でした。
【炭火焼鳥 大和肉鶏 匠】
大阪市旭区森小路2-8-13
TEL: 06-7710-1635
営業時間:17:00〜24:00
定休日:年中無休(正月休みあり)
※お持ち帰りサービスあり
(文・とっしー/写真・とっしー、一部匠さん提供あり)