つくってみてみて
お家で『美味しいお好み焼き』を作ろう!
「千林界隈の食材を使って、家で美味しいものを作りたい!」
「それやったら『お好み焼き』はどう?」
そんな一言から始まったこの企画。
お家で『美味しいお好み焼き』を焼くマル秘テクニック
教えてくれるのは、
千林商店街で婦人服店「BACKSTAGE」「パロマ 中店」を営むしげしげさん!
実は!しげしげさんのご姉弟が
お好み焼き屋さんで働いており
忙しい時はしげしげさんもお店に立つこともあるそう。
「僕は昔からお好み焼き(特に豚玉!)が大好き。
でも…家でお好み焼きを焼くと、どうしてもお店ほど美味しくない…
とお困りの皆さんに伝えたい『お家でも美味しくお好み焼きが焼けるテクニック』
お好み焼き好きな 大阪人の皆さん(じゃない方も)!ぜひ覚えていってください」
そう話してくれたしげしげさん。
お好み焼き屋さん直伝のマル秘技を教えていただきます!
▲お姉さんが営むお好み焼きやさん【大阪北新地 なんでんねん】のユニフォーム
時間をさかのぼって、買い出しからスタート!
お好み焼きに必要な食材を千林界隈のお店で買い揃えていきますよー♪
それでは かんちゃん、よろしくお願いします
かんちゃん「私が、普段お買い物するお店に行きます!」
★MEAT 0298千林店 (旭区千林2-10-27)
かんちゃん「お好み焼き用の豚バラは必ずここで買います!」
▲”お好み焼き用”と書かれているので迷わず買えます。
1枚から買えるので買いやすいですね〜!
★モモタロー (旭区千林2-10-27)
続いて、お隣のモモタローさんでキャベツを購入。
かんちゃん「野菜はもちろん、果物もよく買いますよ〜」
★鳥清 かしわ・からあげ (旭区千林2-10-26)
卵を購入。
かんちゃん「唐揚げもよく買うんですが、卵もおすすめなんです」
◆スーパー ニューマルシェ (旭区千林2-12-7 くらしエール館1F)
“パロマ”※のお好み焼きミックス粉を購入。
なんと、偶然にもしげしげさんのお店の名前も“パロマ”!
これは買わないわけにはいきません!
※パロマ お好み焼きミックス粉は、大阪 松原市にある和泉食品の商品
他にも、天かすや青のりなど調味料を購入し、買い物完了です。
★お好み焼きの材料
・お好み焼き粉
・キャベツ(あらみじん切り)
・たまご
・豚バラ肉(お好み焼き用だと好ましい)
・天かす
・花鰹
・マヨネーズ
・青のり
・牛乳(マヨビーム用)
・お好み焼きソース
・油
量は、、、適当です(笑)
さぁおいしいおうちお好み焼きを作るぞー!
おー!
キッズメンバーも加わって教わりました
【お好み焼きの作り方】
①生地をつくる
お好み焼き粉に水を入れる(水の量は適当)少し固めに。ホットケーキの生地の固さが目安。
しげしげ「僕はお好み焼き粉の袋の説明どおりしません(笑)何でも「適当」が家庭の味!!」
※キャベツはまだ混ぜません!
②ホットプレートを220度に温め、油をひく
③お好み焼きのタネを一枚分ずつ直前に混ぜ合わせる。
小さいボウルにお好み焼きの生地をお玉1杯、
キャベツ一生懸命の一つかみ、天かすスプーン大1杯、玉子1個を割り入れる
空気を入れるようにスプーンで底から混ぜる。
※必ず焼く直前に組み合わせること!
(タネを作り置きすると キャベツの水分が流れ出てベチャっとなってしまう)
くるっトントン くるっトントン
④ ③でつくったタネをすぐにホットプレートに広げて3分焼く。
豚肉を、外側に脂身がくるようにして上に乗せる。
しげしげ「脂を外側にすると周りがカリッと仕上がります!」
⑤ひっくり返し、整え、フタをする
ひっくり返した時、お好み焼きの端の部分をコテで押さえて形を整えるのがポイント!
(端っこを鉄板にくっ付けていくイメージ)
ふたをする。
ボウルに取手を付けて作った特製フタ
(しげしげさんDIYのステーキカバーについては後に記載)
⑥4分~5分たったらフタを開け、再度ひっくり返す。
しげしげ「キャベツの蒸気でふわふわ、立体的、UFOみたいにこんもり仕上がります!」
▲蓋を開けた瞬間の写真
見てください この盛り上がり!こんもりー!
⑦仕上げ
お好みソースをハケで塗り、
マヨネーズ、花鰹、青のりをかけて完成!
おいしそうー!
しげしげ「マヨビームをしたい方は、
マヨネーズ:牛乳を2:1で、専用の容器に入れて溶き、よく振ります。
素早くマヨネーズをかけたあとは、つま楊枝で模様をつけると
味だけでなく見た目もお店の雰囲気に!」
▲マヨネーズの容器は100円ショップにて購入
さっそく出来立てを食べました!
「いただきま〜す」
「おいしい〜!ふわふわ〜!」
続いてアレンジレシピもご紹介♪
【モダン焼きの作り方】
①~③はお好み焼きの作り方と同じ。
④油を敷いたら、焼きそばの麺一掴みと、お好み焼き用豚バラ肉を、
ホットプレートの真ん中を空けて、端で先に焼く。
その後真ん中に生地を落として焼く。
しげしげ「豚バラ肉は、ホットプレートの上で焼きながらいいサイズに切ろう!」
⑤豚肉、麺の順で、焼き目を下にして生地の上にのせる。
その上に、水で溶いたお好み焼き粉を少し垂らしたらセット完了。
ひっくり返し、フタをして4〜5分焼く
しげしげ「焼き目を下にしてのせることで、麺はパリッと、豚肉はカリッと仕上がります!」
⑥4〜5分たったらフタを開けてひっくり返して3分焼く。
⑦ソースを塗り、マヨネーズ、花鰹、青のりをかける。
【とんぺい焼きの作り方】
①お好み焼き粉を多めの水で溶く(クレープの生地くらい)。
しげしげ「サラサラ~」
②熱したホットプレートの上に、生地を楕円形に薄く広げる。
③その上に太めの千切りキャベツを山盛り(目安は3つかみ)のせ、
刻みネギ少々、天かすスプーン一杯、小さく切った豚肉の順にのせる。
しげしげ「ここでも、豚肉の脂身が外がわに来るようにのせるのがポイント!」
最後に、生地を垂らす。
④ひっくり返して、端をコテで押さえ、3分半~4分、フタをして焼く。
⑤フタを開けて、生地をひっくり返す。
隣で玉子2個を割り広げ、黄身をつぶして少し焼く。
その上に生地をそのままのせ、玉子が半熟状態になればひっくり返す。
⑥お好み焼きソースを塗り、マヨネーズと青のりをのせて完成。
しげしげ「キムチなどのトッピングを入れたい時は、①のキャベツをのせる前に加えると焦げずにおいしくできます!」
【大事な道具のご紹介】
今回のお好み焼きにとって大事な道具はなんと言ってもこちらのステーキカバー!
ふわっふわのお好み焼きをつくる上で、必須アイテムです。
お好み焼きのプロの方々は混ぜる時に
生地に絶妙なバランスで空気を入れ
サクっとコテが入る様にされるそう。
家庭用ホットプレートだと、鉄板の熱さも違うので
生地を乗せるとどうしても鉄板の温度が下がりベチャっとなってしまいます。
ホットプレート用の蓋ではなくステーキカバーをかぶせることにより
下がった温度を上げ、生地に対流を作りキャベツの水分でふっくらするんです。
お店では見たことあるけど、なかなか持ってる家庭なんてないよ〜!
というお声が聞こえてきそうですが、、、
実は!こちらのステーキカバーは、ボウルにポンチで穴を開け取手をつけただけのもの。
しげしげさんお手製なんです!
ステーキカバーに使うボウルの大きさは約20cm
100円ショップでも買えるサイズです。
取手は【陶器やまもと】で数百円で買えますよ〜
気軽に作って試せるのが嬉しいですね。
また、ホットプレートの大きさにもよりますが、
2つ同時に作れるサイズなのもポイントです。
▲中はこんなかんじ
ぜひ、『おうちお好み焼き』作ってみてみて〜!
先生:しげしげ
企画参加:かんちゃん、KK、Shunki、あいあい、なっつ、やまちゃん、さかもっちゃん、とっしー
記事:かんちゃん、とっしー
写真:さかもっちゃん、あいあい、とっしー