路地にある小さな千林の海苔専門店

千林商店街のある路地に入ると出会える松田海苔店。

 

位置はくらしエール館の裏側、(昔のダイエーの入り口付近)にあります。

旭区では、タウンページにのってる海苔専門店といえばここだけ。

しかも創業大正15年からの老舗です。

 

matudanori_07

 

 

「海苔」以外も乾物はなんでもおいてます。

しかも素材は99.9パーセントは国産。

0.1パーセントは「ふりかけ」に使われている「ごま」のみ。

 

 

 

matudanori_16

昆布の中でもトップクラスの「羅臼昆布」「利尻昆布」

 

matudanori_02

干ししいたけ

全国的に干ししいたけの値段は、ここ5年でなんと8割高騰しているらしいです。

 

 

matudanori_03

北海道産の豆や丹波産の黒豆

 

 

matudanori_04

店主の松田さん。チャーミングです。

ぱっとみ無口そうなので、取材受けてくれるかなあ・・・と心配でしたが、

尋ねれば一品ずつ楽しそうに教えてくれます。

 

 

matudanori_09

 

 

「普通に商品を売ってるだけじゃダメだ」ということで、

お知り合いに頼んで100万円かけてふりかけマシーンを作ってもらい、

オリジナルふりかけを作ったり商品名をチャーミングにしたりと

いろんなアイデアが盛り込まれています。

 

 

では!

松田海苔店のオリジナル商品を一部紹介します!

 

matudanori_01

「144枚」

 

144ってなに?

大きな海苔をこのサイズにカットしていくと144枚になるから。

「普通じゃおもしろくないんで」と松田さん。

 

 

matudanori_06

「こだわりふりかけ」

 

人気ナンバーワン。

京都の銀閣寺や奈良の薬師寺へも納品しているそうです。

ちょっとした千林からのお土産としても活用できそう。

(味付けのりは関西の文化。関東へのお土産にいかがです?)

 

そうそう、

1000ピースのさかもっちゃんもこのふりかけの大ファンで

会社にストックしているほど。

 

 

matudanori_10

「のりごまくん」150円

 

「こだわりふりかけ」を作るときに細かくなりすぎたノリを利用している。

味はこだわりふりかけと同じ。

いつもあるとは限らないので見つけたらすぐに買うべし!

「のりごま」っていうだけだと面白くないので「のりごまくん」

 

 

matudanori_14

「有明の星」

 

手巻きのりです。

 

 

matudanori_12

「星」を「里」って読み間違えられることがあるので、

星マークに変えたそうです。

 

matudanori_05

 

周りのお店は半分以上シャッターが閉まっているような路地裏ですが、

ここは、インタビュー中もバンバンお客さんがくる繁盛店。

路地裏店主の底力と商人力を感じました。

 

 

文 よっちゃん/ 写真 とっしー

 

 

 

 

 

【松田海苔店】

大阪市旭区千林2-12-16

06-6954-0495

営業時間 9:00~18:00

定休日 火曜日

公式HP http://matsudanoriten.com/

 

※2017/05/07現在、ネット販売は中止中です。

 

 

 

更新日:2017年05月08日| くらす