
きになるおみせ

なにわの名工がいる生花店!【タミヤフラワー】
花は気持ちを和らげたり、ホッとさせてくれる。
今回は2018年9月に千林商店街に移転された、【タミヤフラワー】のご紹介。

木の雰囲気に温もりを感じる

ゆとりのある配置

レインボーカーネーション。水の吸い上げの技術で色が違うそう。不思議。

もちろんアレンジもいろいろ!
さまざまな花があり、目で見て楽しく、いい香りが漂い、心地よい空間。
【タミヤフラワー】は1952(昭和27)年創業。当初は現在の千林くらしエール館の
場所にあり、その後京かい道商店街、そして現在の千林商店街に移転されてきた。
こちらが店主、田宮謙史さん。

趣味は釣り。最近、大阪湾で太刀魚を釣られたそう。
おばあさん、お父さんの後を継ぎ、謙史さんは3代目。
昔から身近に花があり、自然とお店を継がれた。
ここまでの紹介だと、何の変哲もない感じがするかもしれない。
しかし、いただいたショップカードを見てみると・・・

下の部分に気になるところが。フラワー装飾技能士?国家資格?
恥ずかしながら、花の国家資格があるとは知らなかった!
そしてなんと、田宮さんはなにわの名工として表彰された方だった!

なにわの名工とは、大阪府優秀技能者表彰のことで、毎年1回府知事が表彰する。
ここで詳細は省かせていただくが、詳しく知りたい方は下の参考ページをどうぞ。
「なにわの名工」参考ページ(http://www.pref.osaka.lg.jp/nokai/f-shinkou/f120meiko.html)
田宮さんは生花店業にとどまらず、後進の育成や
フラワーアーティストとしての活動にも力を入れておられ、
年一回コンクールに出品し、入賞も果たされている。



(写真提供:田宮謙史さん)
一体、どのように作成されたのだろうか。フラワーアレンジの知識が私にはほぼ皆無なので、
考えも及ばない!
そのほか、近隣の幼稚園、小学校などにも出向かれ、「花育」(はないく)の活動もされている。
(「花育」についての参考ページ:http://www.hanaiku.gr.jp/hanaiku.html)




(写真提供:田宮謙史さん)
「食育」という言葉は聞くことが度々あったが、
「花育」というのは今回の取材で初めて聞いた言葉だ。
限られた「子ども」時代に、さまざまな体験をしておくことが大切なのは両者共通。
今後はアレンジメントや、リースを作るなどのワークショップも開催していきたいという田宮さん。
花だけにとどまらず、人も育む田宮さんの活動に期待!
【タミヤフラワー】
所在地:大阪市旭区千林2丁目7-19(千林商店街内)
TEL:06-6953-0969
営業時間:10時~19時
定休日:火曜日(不定休)

※この記事は2018年11月18日開催「千林まちゼミ」の
「町の人と仲良くなれる!レポーター体験!」の取材内容を基に作成しました。
取材:いずみん、もっち、やぎちゃん、レイコさん
文:いずみん、もっち
写真:もっち