受け継がれるお茶の伝統【加藤銘茶本舗】

加藤銘茶本舗の創業者は、静岡県牧之原より戦前に大阪・天神橋で創業。
千林での営業は戦後、昭和21年である。創業当時からだと、おおよそ創業95年になるとのこと。
昭和40年頃、2代目が千林の地に新築、昭和60年に店舗改装を行う。

 

 

そして、3代目が令和2年にリニューアルを行いました。

 

 

↓ビフォー

 

 

↓アフター

 

 

 

お話を伺うと創業者は静岡県牧之原出身。
牧之原は深蒸し煎茶発祥の地であり、当時関西地方では珍しい深蒸し煎茶を千林商店街で取り扱い始める。
深蒸し煎茶は長時間蒸す事によって、抹茶みたいな深緑で味も深みが特徴の日本茶である。
2大看板のほうじ茶もできる限り新鮮に提供するために自家焙煎にこだわっている。

深蒸し煎茶鳳凰とプレミアムほうじ茶は特に人気です。

 

 

 

 

お店の工房でほうじ茶を焙煎しているので、店内に入るとほうじ茶の香りに包まれています。
その日の天気、気温、湿度、お茶の状態、お茶の部分によって、火力の調整が必要になってきます。
ここは茶審査技術九段の3代目の加藤さんの長年培った経験と知識で調整しています。

 

 

 

 

 

加藤さんは全国茶審査技術大会で準優勝の実力者。
知識はもちろん、飲んだだけで産地が分かる実力の持ち主。

 

 

奥様のあずささんは裏千家茶道準教授である。

 

 

加藤銘茶本舗では個人の相談にのって、その人に合ったお茶を提案してくれます。
日本茶の歴史は深く。効用は様々。健康、美容、消臭、殺菌、数えきれないとのこと。

 

 

 

 

若い人にもお茶を気軽に楽しんで欲しいとの思いから、
老舗でありながら、老若男女が気軽に入りやすい店構えに改装。
商品が綺麗に並べられていて、見ているだけでも楽しくなります。

 

 

 

 

テイクアウトで抹茶ラテほうじ茶ラテも楽しめます。
美味しさの秘訣は一杯ごとにその場で茶筅(ちゃせん)を使って点てているためである。
口当たりはとても柔らかく優しい味わいです。千ブラのお供にピッタリ!

 

 

 

加藤銘茶本舗のオリジナルラテのお供には、抹茶カヌレほうじ茶カヌレがおすすめです。
このカヌレも加藤銘茶本舗のオリジナル商品であり、外はカリカリで中はふわりとした触感。
抹茶ラテとほうじ茶ラテとの相性は抜群です。
オーブンで少し温めるとさらにおいしくなります。

 

 

 

“お茶のある時間”という楽しさを提供する3代目の加藤進さんと奥様のあずささん。
日本茶の文化を伝えるためにお茶の入れ方教室や、小学校で日本茶について教えに行くこともある。
今後は2階のスペースを活用して、イベントを開催することも考えているとのことでした。
地域との繋がりを大切にしている姿が素敵ですね。

 

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在宅時間を豊かにする「美味しいお茶の淹れ方」はコチラ

お家でかんたん「抹茶のおいしい点て方」はコチラ

 

 

地域との繋がりや日本文化を大切にする加藤銘茶本舗。
あなたに合ったお茶を加藤さんに相談してみてはいかがですか?

 

 

 

 

加藤銘茶本舗

〒535-0012
大阪市旭区千林2-15-23
TEL:06-6951-4056
FAX;06-6951-4088

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文:やぎちゃん
写真:さかもっちゃん

 

 

更新日:2021年03月08日| くらす