ブランド豚を味わうひととき【とんかつ中村】

商店街やスーパーで、気軽に買える揚げ物が好きだ。

 

でも、普段よりおいしい揚げ物を食べて、ゆったり時を過ごしたい!!

 

そんな時、一味違うとんかつが食べられるこちらのお店、【とんかつ中村】。

テイクアウトもあり。

 

店内の様子。現在コロナウイルス対策で、パーテーションで仕切りあり。

 

さて、どのようなとんかつが食べられるのかというと・・・

特上ヒレ シャトーブリアン定食(140g)

特上ヒレは脂身が少なく、やわらかい。とても上品な味わい。

 

ロース&ヒレ 食べ比べ定食(140g)

ロースとヒレの対照的な肉の組み合わせが楽しめる、人気メニュー。

 

お肉を少し多めに食べたい方にはこちら。

ロースとんかつ定食(リブロース 250g)

 

もう少し肉にクローズアップ!

 

 

もう一声!

肉の内部が赤く見えるのは、低温調理による発色とのこと。

リブロースは食べごたえ充分!満足の肉感。

 

温かいうちに、いただきます!

 

ごまやポン酢、醤油も希望に応じて提供いただける。

定食についている具沢山な豚汁もうれしい。

 

おいしいとんかつごちそうさまでした!

 

いったいお店の方はどんな人?

続いて、店主のご紹介。

【とんかつ中村】店主、中村智治さん

 

滋賀県出身。美容師をされていたが、掛け持ちで揚げ物店の仕事もするようになる。

次第に揚げ物店に転向し、約25年。東淀川区の商店街で揚げ物店を任せられていたが、

区画整理もあり、独立。2016年に現在地に【とんかつ中村】開店。

意外にもどこかのとんかつ店で特に修行したということではなく、

様々な食べ歩きを通して探究を重ね、独学で現在に至る。

 

もう少し、お店に関してのお話を聞かせていただいた。

 

とんかつなのに、脂が重たくないのはなぜなのでしょうか?

「低温調理でじっくり揚げていることと、扱っている豚肉がブランド豚で質がいいので、

しつこさがないのだと思います。ちなみにうちは植物油とラードの混合で揚げています。」

 

扱っておられる豚の品種はずっと同じなんですか?

「定期的に変えています。豚の産地に合わせて、お米の種類を合わせていたこともあるんです。」

 

店の看板や箸袋に描かれているキャラクターは?

「最初は1人だったんです。でも、3つ描いといてって3人になって。後付けですけど、

1人は僕で、あと2人は子どもということにしています。」(中村さんは2児の父)

 

お箸は持ち帰り可能ですが、どういう経緯なんですか?

「最初、箸袋は白かったんです。お箸もいろいろ試しましたが、使いやすい今のお箸にしました。

お客さんから、『この箸持って帰ってもいい?』という声があり、

箸袋にお持ち帰りの表記をすることになりました。」

 

仕事をされていて、どんな時にやりがいを感じますか?

「評価が目に見える時です。インスタや食べログなどで投稿されているのを見ると、やる気につながりますね。」

 

休日の過ごし方は?

「休みでもお店にいることは多いですね。そのほかは、今でもいろいろと食べ歩きをしています。」

 

今後の夢は何ですか?

「とんかつ屋なのでミシュランの星を獲得するのは難しいと思いますが、

ビブグルマンに掲載されて、評判の店にすることが夢です。」

 

中村さんのお話によると、土日は千林以外からの来客も多いとのこと。

ますます評判の店になりそう!

 

お店のお手洗いには、かわいい生き物が!

 

【とんかつ中村】

所在地:大阪市旭区千林2-8-15

電話番号:06-7164ー4153

営業時間:(木曜~月曜)11:30~21:00※お肉無くなり次第終了

      ※最終入店19:30、アルコール提供20:30まで

(火曜)11:30~15:00※お肉無くなり次第終了

定休日:水曜日

※コロナウイルス感染状況などにより営業時間変更の場合あり。

 

文:もっち

写真:さかもっちゃん・もっち

更新日:2021年03月29日| くらす