1000ピースプロジェクトの歩み(その1)

突然ですが、「1000ピースプロジェクト」!

ligo_mono

そう、このWEBサイトの運営をしている団体の名を「1000ピースプロジェクト」というんですよ!

 

「知ってるよ!」
「聞いたことあるよ!」
「・・・知らなかった・・・。」

う〜ん、いろんな声が聞こえてきますね。

 

 

ちなみに、“0”は吹き出しのイメージ。ピーチク、パーチク、みんながお喋りしてるんです♪

 

そして、これは、クッキーです♪♪

logo_NAY_1412

 

では、1000ピースプロジェクトの活動理念を知っている人は?

「うーん、なんだっけなぁ?」
「・・・・・・・・・・」
「しーーーーーーん。」

 

 

ですよね、ですよね。いいんですよ、今からご紹介しますので。

じゃじゃーん。

 

「千林界隈の暮らしを“もっと”楽しくするプロジェクト」

そう、それが、「1000ピースプロジェクト」なんです!

 

「ふ〜ん、なるほど!」
「いいね!」
「じゃんじゃん盛り上げていこ〜!」

 

 

日々、いろいろな情報を発信しているこのWEBサイトですが、一体どんな人たちが、何のために運営しているのか、きちんと知ってみませんか?

ということで、2〜3回に渡って、運営母体の「1000ピースプロジェクト」についてのご紹介をしてみようと思います。

 

 

「ねぇ、ところで、千林って?」

他府県にお住まいの読者のみなさんから、質問が届いたので、こちら、先にお答えしちゃいますね。

map

大阪市旭区(京橋と守口市の間らへん)に位置するのが、千林地域!
梅田から地下鉄で12分と、都心からも近い便利な下町でございます。

 

“コッテコテな大阪”のイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

 

そういった側面もありますが・・・
大阪〜京都間を行き来する“京街道”にあたり、戦前から自然発生的に栄えた“市場”が、まちの始まり。
戦火を免れた地域で、一本裏手に入り込むと入り組んだ路地とお地蔵さんがたくさんの、風情あるまちなみです。

 

R0012761 P8180083 IMG_8755 IMG_3425 IMG_1215 GEDC0072

 

 

さて、“市場”は後に“商店街”となり、ここら一帯は、8つの商店街が東西南北に連なる商店街群として、今も栄えるわけであります。

shotengai

 

 

そのなかの一つで、メインストリートとして栄えるのが「千林商店街」
daily_DSCF9766

 

 

戦後も、間もなく闇市が立ち、「千林商店街」となり、今の時代まで、人通りは途切れることがございません!

こちらが、まちの変換をたどった地図です。

henkan

 

と、「千林」をご存知の方からすると、
長ったらしい説明になってしまいましたが、ごめんなさい。
そうそう、
「千林商店街」を知ってる人はみんな、言ってくれるんです。

 

「千林と聞けば『一、十、百、千、せんばやし〜♪』って、歌っちゃうよ?いつも賑わっているよね?」

 

確かに空き店舗率は常に1割未満!いつも賑わってはいるのですが、、、

 

「ひと昔前に比べて、売上が確実に落ちている」
「みんな、商店街を通り過ぎるだけ」
「新規の客がなかなかつかないよね〜」
(とある、お店屋さん談)

という具合に、日本全国の商店街と変わらぬ悩みを、抱えている一面もございまして。

 

 

もう少し、千林商店街が抱えている悩み、もう少し詳しく覗いてみましょう。

(1)顧客の固定化
(2)高齢化
(3)地域機関との連携不足
(4)メディアには取り上げられるが「安売り」「ヒョウ柄」等のステレオタイプな報道
(5)消費者のニーズを汲み取る機会がない

・・・などです。

 

 

もちろん、資源もたくさんありますよ!

(1)周辺商店街、PTA、地域機関の活動が活発
(2)商店街の良さを知り、愛着を持つ人の存在
(3)戦前から栄える商店街で歴史と知名度がある
(4)“商店街をなんとかしたい”と熱い気持ちを持つ3代目の存在

 

では、これらの資源を生かして、課題を解決するプロジェクトを立ち上げ、いっちょ盛り上げちゃいませんか?ということで、こんなかんじに。

↓↓↓

商店街の良さを知って愛着を持っている商店街ユーザーと、
“商店街をなんとかしたい”と熱い気持ちを持つ商店主3代目がチームを組み、
戦前から栄える商店街の老舗ほか、周辺商店街や周辺地域の魅力を、
マスメディアではないユーザー目線で発掘&情報発信して、
地域機関を巻き込みつつ、
若い世代にも「千林、いいやん!住みたい!店出したい!」って
思ってもらえるように地域丸ごと底上げしていこう〜!!!!

 

・・・みたいな。

 

 

もちろん、プロジェクトが影も形もなかった頃は、こんなにスラスラ言えたものではございませんでした。。。

丁寧に、丁寧に時間をかけながら、「千林商店街の魅力・課題」や「将来まちがどうなっていたいか」を考えるワークショップを行ったり。

ws_P8248646
ws_P9268772
ws_P9038668
ws_P9038665

 

「頂上には何があるのか?」「何を目指して活動するか?」を、みんなで考えたりしました。

yama_DSCF0902

 

 

飲みながら話したりも。

nomi_NAY_1406

 

 

ほら、やっぱり、ずーーーっと、ずっと千林にいると、だんだん客観的に自分のまちのことを見れなくなっていたり、そんなことも、あったりなかったり。

 

なので、生まれも育ちも「千林」なお店屋さんのほか、学生時代に千林にやってきた人の視点、主婦の視点、遊びにきた友人の視点なんかが混ざり合い、ゆっくりチームを築きながら、活動方針を煮詰めていったんですよ!

ws_DSCF0546

 

2012年8月よりワークショップなんかをスタートさせて、じわじわ集まった第1期メンバーは、
・店主10名
・地域住民14名
の合計24名。

 

「情報発信を軸に、活動を進めていこう!」という方針が決まり、

step

 

11月より晴れてレポーターとして活動を開始するわけであります。

repo_NAY_5424

それぞれの視点で、街を掘り起こそう!
というわけで、最初に立ち上がった企画は、こんなのでした。

↓↓↓

「1000ピース不動産」

・・・このまちの住人、商売人に、「なぜ千林?」をインタビュー。物件紹介など。

「パントコ」

・・・このまちの、美味しいパン屋とコーヒー屋を紹介!

「街角ナゾ造形」

・・・まちなかにある、不思議な看板、おもしろい物体などの“アート”を探す旅

「知らんかった輪」

・・・このまちで活動する団体さんを紹介

「こっそりみてみて」

・・・まちで見かける“あの人”の秘話紹介

 

お年寄りも多いし、紙媒体のほうがいいんじゃないか?ってことで、フリーペーパーづくりをスタート。
今は懐かしの、創刊号前夜。原寸大のラフ。
raf
2013年5月21日に創刊して、20号までを発行しました!!!

freepaper

 

バックナンバーはこちらから♡

 

(2015年12月に最新号が出る予定!乞うご期待!!)

 

企画は増える一方で、これらを美しく届けるために、HPのリニューアルを行ったりもしました。(今に至る)

まぁとにかく、2012年度にスタートした1000ピース、今は4期目へと突入し、(ちなみにメンバー募集中です!)

 

こんなに大きな人のつながりが生まれ、そして、今もなお拡大中でございます。
ぐんぐん、ぐんぐんぐん。←ネットワークが拡大する音

member

 

 

そして、やがては「地域のプラットホームをつくろう!」なんて、
大きな目標を掲げて活動したり、してるんですよ!

 

plat
夢はでっかく、大きくって言いますからね!!!
さらに、でっかい夢を見つめて山を登り続けてると、なんか、その通りになってきたりもしますからっ!!!

そうそう、やってるのは情報発信だけじゃないんです。
イベントを開催したり、地域のお祭りで屋台を出したり、色々です♡
ってことで、次回はその辺りを紹介しようと思います。
乞うご期待!

 

(1000ピースプロジェクトコーディネーター:ならちゃん)

 

 

 

1000ピースプロジェクトの歩み(その2)

 

 

更新日:2015年11月06日| 活動記録