城北祭の名物 パート1 〜750本の扇子展〜

城北祭」ってご存知でしょうか。
千林大宮駅から淀川方向に向かって徒歩約12分、 大阪工業大学(大工大)

の学園祭であります(今年は10月23~25日開催)。

 


お祭り好きの1000ピース!
近所の学園祭にもがぜんでしゃばるぞ・・・
ということで、

当日お祭りのお手伝いをさせてもらう。

 

そのうちのひとつが扇子展。

大工大の教授KAMI の扇子コレクション約1600本!

・・・のうち750本を展示

 

 

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なぜこんなに集まったのか・・・?

 

 

もともと普通の扇子を授業に持って行ってただけだったが、
授業中に回したり投げたりというKAMI先生の扇子パフォーマン
それに 学生たちが興味を持ちはじめた。
次第に学生が面白がってレポートボックスに扇子を投函したり、
教卓の上に供物の如く扇子を置いておいたり、
研究室のドアノブに大量の扇子が入ったコンビニ袋をひっかけたり

「KAMIに扇子をあげる」ことが学生の間で一つの遊びになっていく。
で、どんどん扇子がKAMIのもとに集まる。

 

 

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ある時、それに注目した城北祭の実行委員の学生から出展オファーがきた。
それ以来、城北祭の名物のひとつになる。

 

今年で7年目。

昨年は3日間で1500人の来場があったそうだ。

 

展示会もあり、先生自身のテンションも上がってきて、
意欲的に集めるようになった結果、

第1回目は150本だったのが、今では数倍に・・・

 

 

 数ある中でも際立つ巨大扇子。

 

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学生2人がゲームセンターで7000円かけて苦労の末にゲットしてきたもの。

さすがに「レポートボックスには入らないので」と直接持って来てくれたそうだ。

先生、時々授業に持って行かれるとのこと。

 

アニメ系の扇子は学生の趣味。

シブいアンティークのもの(戦前のものから鉄や銅でできた扇子)はKAMI先生の趣味。

 

単なる扇子の展示会というよりも

経済学が専門のKAMIが見せてくれる扇子の世界、
先生を通して見られる大工大の学生のやんちゃっぷりとか、
私らが忘れ去ったバカっぽいと思えることにも
全エネルギーを投入できた青臭くも羨ましい青春時代も
同時に味わえることでしょう・・・

 

当日はKAMI先生も会場に常駐しているとのことなので
扇子にまつわる一つ一つのストーリーを色々つっこんで
聞いてみたい!

 

 

 

ちなみに1000ピースからはカラオケとゴスペルが趣味の
キヨちゃんがお手伝いに行ってるので気軽に話しかけてみてね~。

 

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扇子展

<場所>

大阪工業大学 6号館6階661・662教室

<日時>

10月23日(金)10:00〜17:00

10月24日(土)9:30 〜17:00

10月25日(日)9:30 〜16:30

 

 

KAMI
大阪工業大学 工学部総合人間学系教室 教授。
淀川環境教育センター主幹。
2015年12月5日に「よどがわ学公開セミナー」(旭区・大工大共催)
で「淀川の経済学」をテーマに講演なさる予定(大工大の淀ビスタにて)。

 

 

 

 

写真・インタビュー:よっしー

文:よっちゃん

更新日:2015年10月19日| 活動記録