食堂のお兄ちゃんが、たす犬(けん)ねん!

「こっそりみてみて」では、気になるあの人をこ~っそりお伝えします。

 

今回は、素敵なものを作った食堂のお兄さんをこっそり取材しました。

kossuri11_arukennen

近隣住人から「ファミリーレストラン」と称されるほど豊富なメニューを取り揃える「淀ヤ食堂」。
老若男女が集う憩いの場だが、長男の久保さんには、食堂の仕事とは異なった意外な一面がある。

 

久保さんは知人の誘いで、2003年から、犬用車椅子の開発プロジェクトに協力。
プロジェクトチームは、確かな技術と、人とのつながりを武器に、犬用車椅子「ある犬ねん(歩けんねん)」をたった3年で実用化させた。
製品は特殊加工により、動きに合わせてフレームが曲がる。
このため、犬への負担が非常に軽く、国際シンポジウムで高い評価を受けた。
オーダーメイドなので、犬種も選ばない。
久保さんは「元気に走り回る犬の姿と飼い主の喜ぶ顔が1番のやりがいです。」と優しい笑顔で語ってくれた。

 

(文)川田千尋・鶴井志帆 (写真)鶴井志帆

 

ある犬ねんポスター

kossuri11_arukennen2
淀ヤ食堂(京阪森小路駅より徒歩約5分)/久保 吉朗さん/
子供から大人まで楽しめる豊富なメニューを取り揃える「淀ヤ食堂」ご子息で、車をこよなく愛する好青年。もちろん、犬と食堂も愛してます!

kossuri11_kubosan

更新日:2014年11月20日| ひと