
こっそりみてみて

書道家!ラブリーマンよっちゃん

久しぶりにエネルギッシュな青年に出会った。
彼の名は「ラブリーマンよっちゃん」
書道アーテイスト。
20歳の時一人で旅に出る。
2日目に財布を落とす。
ふつうならここで家に帰る。
しかし彼はなんとそこでストリートパフォーマンスを始めた。
昔出会った<書>の師匠を思い、路上で書を書いた。
気に入ってくれた人には書を売った。
すべてはそこからは始まった。


「芸術は爆発だ。芸術は生きることそのものだ。」
と言った天才がいた。
彼の何が人を惹きつけるのか。
4年がたち、路上パフォーマンスで貯めたお金で母校龍谷大学の
西隣にバーをオープンした。
そこは大学生が気軽に立ち寄れる場所。
もっと楽しい人生を送ってほしいとエールを贈る場所。
バーの名は「ドリームチャージ」
今は店を人に任せ、書に打ち込む。


飲食店の看板からアーテイストさんへのものと幅広い分野で活躍。
なかにはGACKTさんからの注文も。
月に何度かのトークライブのテーマは
「常識のとっぱらい方」
「愛の分かち合い」
アート書道教室のテーマは
「夢の叶え方」
ワークショップも精力的に行う。

そんな彼が今、楽しみにしながら取り組んでいることがある。
生まれ育った京かいどう商店街の河内屋米穀店を拠点として
青少年のためのオープンスペースを作ること。
サンクチュアリ出版の「暗やみ本屋 ハックツ」をご存じだろうか。
10代の未成年者を対象にした本屋だ。
本はすべて地域や全国の大人からメッセージを付けて寄付されたもの。
「この本を青少年に読んでもらいたい」との思いをこめて。
本を気に入れば100円で買うことができる。
暗やみ本屋 http://www.sanctuarybooks.jp/staffblog/index.php?e=734
ここには今はまだないが、
スペースが出来ればトークライブやワークショップをしながら
青少年に応援メッセージを送り続けたい
これが彼の目指すもの。
2016年春に向かって
今、音をたてて京かいどう商店街が変わりはじめている。
朴井義展27歳は人生のパートナーさっちゃんと二人三脚で走る。
テーマは
「生きるとは愛<じぶん>を出し切ること」
やっとわかった。
彼の人生は芸術そのもの、それが人をひきつける。

朴井義展(27歳)/書道家”ラブリーマンよっちゃん”。
トークライブやアート書道教室、ワークショップなどを開催する中、
京かいどう商店街の河内屋米穀店(森小路2-10-11)のガレージを改装し、オープンスペースを作るために日々奮闘中。こうご期待!
文 あっちゃん
写真提供 ラブリーマンよっちゃん