自分と向き合う事が、一番大事なんです。

 

その人と話している時に思い出したのは、「転がる石に苔むさず」ということわざだった。

 

ネガティブな意味にも捉えられることもあるが、
「いつも活発に動いている人は錆び付かず、いつも新鮮な視点で物事に取り組むことができる」
というポジティブな解釈の方を体現しているような人だと思った。

 

その人は、小林唯織さん。

 

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さらさらのロングヘアーに、すらりとした手足。

森小路の出身で小学校のときに引っ越したが、
今も千林が大好きで、あんどれのクレープやグリルしまだのコロッケがお気に入り。
「美味しいものは世界を救う!」と話すピースフルな笑顔が印象的だった。

 

 

小林さんと会うのは実は2回目。

 

以前、「千林ほんわかヨガ」というイベントで、彼女が講師をしているヨガレッスンに私も参加させてもらっていた。

 

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▲「千林ほんわかヨガ」で行われた”いすヨガ”レッスン風景。
その指導ぶりから、てっきりヨガインストラクターが本職の人だと思い込んでいたのだが、まだ勉強中の身であるとの事だった。
それまでの経歴はなかなかに衝撃的で、たまたまワーキングホリデーに来ていたカナダでヨガに目覚めるや、ネパール、タイなどに修行に出かけ、ティーチャートレーディングという全米ヨガライセンスを取得してしまった。
思い立ったらのアクティブパワーが凄すぎる。

 

 

見習いたいとは思うが、とてもできそうにない事ばかりである。
資格があるのだから、すぐにでもヨガ講師になればいいのに?と思うのだが、それで満足しないのが彼女だ。
ヨガへの理解を深めるため、自分が理解できない(というか嫌いな)流派のヨガ教室に飛び込んでみたり、整骨院の受付をしながら人体の解剖学について勉強したり・・・、挑戦と鍛錬の日々を送っている。

その日も、ボランティアでハンディキャップを持つ人たちのためのヨガレッスンに参加してきたそうだ。

それぞれのハンディキャップに合わせて指導法を工夫するなど、学ぶ事が多かったと話す彼女の笑顔は充実感に満ちていた。

 

 

こうと決めたらすぐに行動できるフットワークの軽さと、常に前へ進もうとするエネルギー、
自分を高めるための努力はとどまる所を知らない。

 

同じような毎日をやり過ごし、自分の小さな世界を守ることばかり考えてしまう私には、その姿はまぶしいものだった。
そしてこんな自分でも、お話を伺っている間にアクティブパワーを少し分けてもらえたような気がして、
私もヨガやろうかな?なんて思いまで湧いてくる。
それもやはり、彼女の魅力なのだろう。

 

「ポーズがとれなくてもいいんです。笑っているだけのヨガもあるし、
楽しくなれるということ自体がヨガ。自分と向き合う事が、一番大事なんです。」

 

ヨガについて話す彼女は、本当に楽しそうだった。

 

そのピカピカの石は、まだまだ転がり続けそうだ。

 

文・笹田まや/写真・としだゆい

 

 

 

 

「こっそりみてみて」では、気になるあの人をこ~っそりお伝えします!

今回は、 ヨガで頑張る小林唯織さんをこっそり取材しました。

 

小林唯織さん/
スノーボード目的で滞在したカナダでヨガに傾倒、ネパールなどでの修行の後、全米ヨガライセンスを取得。
現在はさくら整骨院で受付をしながら勉強中。

 

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更新日:2015年04月03日| この街の人 暮らし