おむつの専門家 八木ちゃん、万博への道

1000ピースメンバーの八木ちゃん
この度、大阪・関西万博の大舞台に挑みます。

 

八木ちゃんが世界へ向けて発信したい想いとは…

まずは八木ちゃんの紹介から!

 

 

本名:八木大志(ひろし)さん
大阪府北部 能勢町出身。6人きょうだいの3人目。
幼少期、体が弱かった八木ちゃんは ご両親の多忙も重なり、福井県のお祖父さま お祖母さまの元で過ごす。

 

 

「それはもう めちゃくちゃ可愛がってもらいました」

 

元気になった八木ちゃんは、能勢町に戻りすくすく育ち、看護師のお母さんのススメもあり理学療法士の道へ。専門学校を卒業し晴れて国家試験に合格!旭区のクリニックで働く。

 

理学療法士とはリハビリテーションの専門家。リハビリを必要とする患者さんには 外出時の排泄トイレ設備の不安など、いろんな悩みがあることを学ぶ。

 

20代後半、結婚し一児の父になった八木ちゃんは、豊中市にある バリアフリーに注力している建築会社へ転職。理学療法士として、介護が必要な方へおむつを配達する業務を担当。

 

 

「一括りにおむつといっても、メーカーや種類によって特徴が様々!すごい!」

 

「病院や介護施設などでおむつの不適切な当てかたが横行してるこのままじゃ お尻がかぶれてしまう!」

 

「おむつなんて課題が多いんだ

 

 

おむつの正しい知識を周知し、排泄の悩みを減らすことこそ自分の使命だ!

 

と感じた八木ちゃんは一念発起し独立を決意、
旭区で “おむつの配達専門の会社”【おむつ宅配便】を開業!

 

 

 

コロナ禍に【おむつの専門家】としての活動を本格的にスタート。
ZOOMを活用し おむつについて皆んなで考える勉強会【おむつ情報局】を不定期で200回以上開催すると申し込みが殺到!累計8000人が参加!

 

 

勉強会を通して知り合った仲間とスペシャルチームを結成

 

▲写真左から、 矢野さん/八木ちゃん/平林さん/桑畑さん

 

 

日本障がい者ファッション協会を設立、パリで車椅子モデルだけを起用したコレクションを発表したファッションデザイナー 平林 景さん

 

広島記念病院のドクター矢野雷太さん

 

日本医療デザインセンター ソーシャルデザイナーの桑畑 健さん

 

そして おむつの専門家 理学療法士の八木ちゃん

 

 

「大阪・関西万博で、おむつを主役にしたイベントを開催できたらなぁ

 

 

奔走する4人の専門家!見事コンペディションを勝ち抜き、万博でのイベント開催が決定!

 

 

 

イベント名は【O-MU-TSU WORLD EXPO 2025

 

 

イベントへ込めた想いは

「障害を抱えていても、排泄の悩みがあっても、誰もがオシャレを楽しめる世界へ。」

 

 

ずっとおむつと向き合ってきた八木ちゃんが臨む、集大成ともいえるイベント。

 

その意気込みを最後に聞いてみました。

「このイベントをきっかけに、オムツが今よりもっとポジティブに使える世の中になれば嬉しいです」

 

O-MU-TSU WORLD EXPO 2025

会場:EXPO ホール「シャインハット」

日時:2025624日(火)

URLhttps://wel-fashion.jp/expo2025/

 

 

八木ちゃんの活動、まだまだあるよ!

『公衆トイレの重要性』を、老年泌尿器科学会で発表

★1000ピースプロジェクトに加入し、公衆トイレ美化活動の一環として『便THEシューター』を作成
(https://toiletmap.info/shooter/)

千林商店街を回遊しながら、街のトイレ事情を学べる謎解き脱出ゲーム『ダークベンザーをやっつけろ!!』を開催

みんなが安心して外出し、買い物ができるように『旭区緊急トイレマップ』を作成(https://toiletmap.info/

 

 

記:さかもっちゃん

 

更新日:2025年06月03日| ひと