
こっそりみてみて

伝説のPTA会長、土に学ぶ。

この笑顔。ご存知の方多いですよね。
大阪一 いや日本一腰が低いPTA会長。
その人の名は 今西幸一さん(写真右)
古市小学校の子どもたちの安全と幸福のために12年間。
ほとんどの期をPTA会長として献身的に活動。
偉くなっても柔和な物腰と優しさはずっと変わらない。
モットーは「ありのままの自分でええやん」

会長の任期が終わった今年の古市まつりも、全力で美味しい焼き鳥を焼いていた。
いつ見ても今西さんは走ってる。
いつも子どもたちが喜んでくれることを考えている。
なので。。いつもたくさんの人が今西さんの周りに集まる。
1人1人を本当に大切にする。

古市小学校・元教頭 松浦康治先生(写真左)とも10年のお付き合い。
松浦先生は<枚方食農の会>のプロジェクトリーダーとして
今西家の皆さんと交流されている。
松浦先生曰く「農業にはすべての〝文化〟が含まれている。
農耕の中から医学や商業や天文学が生まれた。
〝文化〟は英語で〝カルチャー〟
〝カルチャー〟の語源はラテン語の〝耕す〟」
なるほど!


というわけで、今西家の皆さんも土に学ぶ。
農園では<無農薬野菜の残り物レシピ>も作っている。

黒豆の双葉が出たら、次に生えてくる葉っぱを丁寧に切っていくと
横に横に伸びてゆき、こんなに立派に育つ。

心をかけて丁寧に面倒を見る。
普段の今西さんみたい。
また、野菜育てと子育てはおなじとか。
うーん、深いなあ。

農園では、土に触れ自然と関わり、
心身の 健康の回復を目指す、農・園芸療法を行っている。
発達障害の人たちにも素敵なエピソードがいっぱい生まれている。

似た者夫婦という言葉がある。
今西さんもそうだと思う。
周りの人たちを喜ばせるために頑張る。
お互いにがんばってるパートナーにエールを贈る。
素敵や。

地域の子どもたちの安全を見守るために誕生した <ふるいちパトレンジャー>
発案者今西さんの心を引き継いで、町のあちこちでレンジャーが 見守ってくれている。
わが町の誇りだ。
長い間のPTA会長ありがとう!
取材:あっちゃん